ジーコ（黒いロザリオ）の摘粒

2014/07/19

ジーコはロザリオビアンコにブラジルを掛けあわせた品種で、まだほとんど市場に出回ってないのでかなり珍しい部類の品種ということになりそうですね。

当園でも植え付けてからまだ3年ほどしか経過していないのでまだ若木です。。。

形はロザリオビアンコによく似ていますが、色が黒に近い紫色になるので少々違和感があります（笑）
　
　
さてさて肝心のジーコの摘粒作業ですが・・・

摘粒前↓

かなり大きい房に見えると思いますが・・・

実は房作りを忘れていましてこのような大房になってしまいました＾＾

通常摘粒前はこんな感じ↓

慌てて房作りしてとりあえず通常の滴粒前の房型に仕上げたところです（笑）

ご覧のとおりジーコはロザリオビアンコによく似ていますね！

摘粒方法はロザリオビアンコと同じでよろしいと思いますが、小粒が多数混入するところもロザリオビアンコにそっくりです（笑）↓

ジーコも少果梗が長くなりますので長すぎる部分を落とし、黄丸で囲った小粒も綺麗に落としていきます。小粒を残してしまうと裂果による腐れが出る場合がありますのでできるだけ綺麗に落としましょう！

少果梗を切り詰め、小粒を落とした状態↓

残す粒数は最上段から3段目までが4～5粒、以下3粒くらい（下段は2～3粒）で揃え、50粒くらいで仕上げれば600～700gの房に仕上がります。（前回の記事の紅バラードとほぼ同じです）

仕上がりはこんな感じですが、諸事情（房作り関係）により今回は少し房が小さめになってしまいました（笑）

実際にはこの画像より一回り大きめに作ったほうがいいと思います＾＾

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